第15回 沖縄国際映画祭 正式招待作品

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概要・紹介文

短め

コザ銀天街の町おこし企画の音楽コンテストに出場することになった「銀天ママさんズ」。
バンドメンバーは、仕事に子育てにと忙しいアラフォー女性4人。
かつては人気ガールズバンドだった4人は、一度は諦めた夢を叶えるため猛練習を開始。
果たしてその努力は実を結ぶのか?
そして、メンバーそれぞれの家族や生活はどうなるのか?
コザ銀天街を舞台に笑って泣ける、新しい音楽映画がここに誕生!

長め(パンフ)

 高校時代に大人気を博したR&Bバンド『銀天ガールズ』。20年を経てアラフォー世代となったメンバー4人が、地元の町おこしを目指して再び夢に挑む。沖縄の経済環境、子どもたちの貧困などを背景に、さまざまな事情を抱えながらも、沖縄・銀天街でたくましく生きる女性たちを描く。
 監督は、『青い魚』(1998)『真昼ノ星空』(2004)などでベルリン国際映画祭など数々の海外映画祭を賑わせ、全ての作品を沖縄で撮ってきた名匠・中川陽介。実に『群青 愛が沈んだ海の色』(2009)以来、14年ぶりのメガフォンだ。
 出演は、沖縄の演劇界で活躍する、上門みき、畠山尚子、ジョーイ大鵞、山内千草、田島龍。他に仲座健太、ゆっきー(きゃん×きゃん)、Kジャージ、玉城満などの芸人・俳優陣が集結。また音楽畑からは現役ドラマーの新垣美竹がドラム役で、また実力派歌姫役には、シンガーソングライターのjimama(『大丈夫』『でいご』など)が出演。初挑戦ながら見事な演技を見せる。そし商店街理事長役には、ロック歌手の
ジョニー宜野湾が扮し、迫力ある歌声を披露するなど、多彩なメンバーが映画を盛り立てる。
 脚本には『龍神マブヤー』『オキナワノコワイハナシ』の山田優樹。音楽には、アニメ『ARIA』シリーズやショーロクラブメンバーとして知られる沢田穣治。沢田は中川監督と20年来の盟友であり、3作目『FIRE!』以来全ての作品で音楽を担当している。
 ノスタルジックなコザの街を舞台に、笑って泣ける、新しい音楽映画がここに誕生!

あらすじ(パンフ)

畑で働くななえのもとに、コザ銀天街の儀間理事長が訪れる。寂れる地元の街おこしのために、理事長は音楽コンテストを計画。『銀天ガールズ』にぜひ出て欲しい、という。『銀天ガールズ』とは、20年前に大人気を博した、ななえ・りか・真澄・由起子の4人によるR&Bバンド。ななえは承諾するも、仕事に子育てにと忙しいメンバーたちが、果たして乗ってくれるのか…..。

早速、リカと真澄の元を訪れ了解を得るものの、問題はボーカルの由起子だ。

銀天ガールズ全盛期、メジャーデビューの話が持ち上がった。由起子は積極的だが、他のメンバーは「内地は怖い」と尻込み。そのせいでデビュー話は流れ、メンバーは喧嘩別れ。以来4人が集まったことはなかった。
由紀子のバーに「流し」に扮して乱入するななえ、りか、真澄。3人の奇妙な変装に、由紀子は思わず笑い出し20年ぶりの話し合いに。由起子はななえの新曲執筆を条件に、再結成を受け入れる。

ななえはコンテスト出場用に20年ぶりに新曲に取り組む。しかし、10代の頃のようにはメロディは浮かばない。作曲の苦悩を訴えるななえに、儀間理事長はかつて自身が歌っていた、コザ暴動を歌ったブルース曲「燃える街」を聞かせる。楽曲の素晴らしさと、歌声に心を打たれたメンバーはこの曲での参加を決める。バンド名は改めて『銀天ママさんズ』と命名される。

イベントまで1週間。メンバーにはそれぞれに家族があり、仕事がある。その時間を縫ってのバンド練習に明け暮れる生活が始まった。

 ある日、一同はコンテスト告知のためにFM局へ。
そこにメンバーの先輩・カーズーが顔を出す。女性問題で失敗を重ね、コザを逃げ出したカーズーだが、今は東京の大手音楽プロダクションで成功しているという。さらに彼の仲介で、大物音楽プロデューサー・村井ヒロコが審査員としてコンテストに参加するという。目に止まればメジャーデビューも夢じゃない。一同、膨らむ夢にハイテンションに。

 FM局の帰り、リカの携帯が鳴る。カーズーが「会いたい」という。かつて二人は恋人同士だったが、カーズーの浮気から苦い別れを経験していた。その痛みも忘れて能天気に飲みに行こうと誘うカーズー。リカは「信じられない」とひとり帰宅する。
 練習を終えた真澄がアパートに帰るも、部屋はカップラーメンや空き缶などでひどく散らかっている。真澄の旦那・伸幸は、妻の音楽活動が気にくわない。腹いせに部屋の片付けさえ拒否する始末なのだ。
 ななえの夫は公務員。娘ともどものコンテスト出場に「楽しみだな」と暖かく見守り、晩御飯さえ作ってくれる。ななえは夫の協力に感謝しつつ、キーボードの練習を続ける。
 ひとりビルの屋上に佇む由紀子。暮れてゆくコザの街並みに聞かせるように参加曲「燃える街」を歌う。その表情は、厳しく、そして真剣だ。

 4人それぞれの事情を抱えながら、いよいよコンテスト当日を迎える….

みどころ(パンフ)

コザママ 6つのミドコロ

コザママをより深く味わうためのヒントを紹介

4人の主人公の生き方に注目!

コザママは、4人の主人公が夢を追いかける物語だ。
それぞれが仕事や家庭をもち、苦しみを味わいながら、夢のカタチはそれぞれの生き方に合わせて変わっていく。やがてそれぞれの結論に辿り着く。
夢があるからこそ、豊かな結論に辿り着く。コザママはそんな女性の生き方を応援する物語だ。

支え合う家族に注目!

主人公たちが夢に向かって進むとき、それぞれの家族の関係も変わっていく。傷ついた時には、主人公たちの結論が違うように、支え方もまたさまざまだ。
コザママは、大事な人を支えたい人にとって、多くのヒントを与えてくれる物語でもある。

支え合う街づくりに注目!

カフェ・ノアノアは、放課後の子どもたちが集う場所だ。これは、銀天街の実在のカフェの取り組みがモデルになっている。子どもたちを見守ることが、街の賑わいを生むことを教えてくれる。
また映画の中では、子どもたちが、傷ついた主人公を癒すシーンも描かれる。大人もまた、子どもたちと街に支えられる。支え合いこそ、街づくりにつながる。それは本作の重要なテーマの一つとなっている。

銀天街を救いたい、という気持ちに注目!

映画の舞台「銀天街」はシャッター街だが、若い世代のカフェやドーナツ屋出店に賑わいを戻しつつある。
映画の主人公たちも、みな銀天街の住人。彼らも「街を救いたい」という気持ち抱いている。中でも理事長の「この街に生まれたことに誇りをもってもらいたいのよ。わらびんちゃーにさ」というセリフは、企画時から変わらぬこの映画のテーマだ。

スゴい音楽に注目!

映画の音楽的なテーマはR&Bだが、多様なジャンルの音楽が聞ける。銀天ガールズの歌はR&B、理事長の歌はブルース、由起子がテレビで歌うのは歌謡曲、そしてBGMはノンジャンル。
また、CHAKAの歌う『Funny』と『Set My Soul On Fire』もBGMに使用されている。これは中川作品『FIRE!』の曲で、本場のR&Bを彷彿とさせる名曲だ。
実に幅広いジャンルの音楽を楽しめる作品なのだ。

数々の名セリフに注目!

コザママには、名セリフが散りばめられている。生き方について、夢について、街について、文化・歴史についてなどなど。見る人によって、刺さる言葉は違うだろう。
どんな言葉が刺さったか、鑑賞後に友人や家族と話してみてはどうだろう。相手について新しい何かを知ることができるかも。
ちなみに、この写真は「バカに、バカっていうな!」。

銀天街説明(パンフレット)

銀天街とは

 銀天街は、ゴヤ十字路から西約2km、国道330号線と331号線との交差点(コザ十字路)の南側の一角にある。住所は沖縄市照屋。
 78年にコザ十字路の本町通りと十字路市場が合併し、銀天街振興組合が誕生し、アーケードが設置された。米軍だけでなく、地元市場として活況を呈し、最盛期には120店舗にも。

照屋と公民権運動

 ベトナム戦争と時期を前後して、米国内では差別による人種対立が激化。沖縄の米軍も例外ではなかった。歓楽街だったコザでも、胡屋地区は白人街、照屋地区は黒人街と、エリアが分かれていた。
 黒人たちにとって照屋は、差別から自由でいられる、まさにユートピアだった。公民権運動や「ブラック・イズ・ビューティフル」というスローガンの熱気が感じられる街。もちろん、街にはR&Bなどのブラック・ミュージックが流れていた。

基地景気の縮小と現在

 ベトナム戦争終結によって軍備縮小と軍人が減少。また、ドル円の変動相場制への変更と85年のプラザ合意更になどで急激な円高に。71年までの1ドル360円だったが、85年には150円代になった。結果米軍人は派手にドルを使用しなくなった。91年にバブル崩壊で更に景気は冷え込み、シャッターを閉める店が増えていった。
 2020年に、老朽化したアーケードが撤去された。
 23年現在も多くの店がシャッターを閉めている銀天街だが、Cafe NooRの放課後の子どもたちの受け入れや銀天街プラザなど、新しい取り組みが始まっている。

歌詞

M1「100回目のキス」

作詞:中川陽介・jimama 作編曲:沢田穣治 歌:jimama

99回冷たくしても 100回目には キスをして
99回クールに決めても 100回目には 抱きしめて

朝一番に電話して なんにもなくても電話して
真っ赤なベスパでかけてきて お揃いのメットで連れてって
退屈な映画を観た後も いつもの感じで笑わせて

99回冷たくしても 100回目には キスをして
99回クールに決めても 100回目には 抱きしめて

突然の雨に降られても 濡れたままで戯れあって
コンビニの前でたむろして 今夜の遊びを考えて
流行りのクラブで夜更けまで 踊り疲れたらキスをして

二度と会えなくなるなんて 考えたこともなかったの
夢の中ならあえるはず 夢の中でもキスをして

M2 「燃える町」1972ver.

作詞:中川陽介 作編曲:沢田穣治 歌:ジョニー宜野湾

「昔々、照屋の町は、黒人街って言われてた。
時代は60年代、ベトナム戦争の真っ最中。
遠く沖縄まで連れてこられた黒人たちにも遊ぶ場所が必要と、
訳知り顔のお偉いさんたちが、内緒の話で決めたのさ。
アメリカで差別され、沖縄でも差別され続ける黒人たち。
正当な権利さえ持たぬ俺たちが、どうしてベトナムまでいって、
なんで罪もないひとたちを殺さなきゃいけないのか?
決して答えの出ない難問に、黒人たちは苦しんだ。
やがて時代は70年代。ついに黒人たちは前を向いた。
俺たち黒人に正当な権利を。間違った戦争に、俺たち黒人は行かない、と。
  その姿を見て、俺たちウチナーンチュも思ったんだ。
  望まぬ戦争に巻きこまれ、親や子供を失ったウチナーンチュたち。
  ようやくいくさが終わったと思ったら、今度はアメリカーが居座ってやりたい放題。
  一体これはどういうこと? なぜウチナーばかりが重荷を背負う?
うちなーんちゅよ、目を覚ませ! すべての戦争に反対せよ!
そのころ作った歌を歌おうね」
 
昨日街が燃えていた この目で見たんだ本当さ
火をつけたのは 住人たち 通りは火の海、ガスの匂い

誰か教えてちょうだいな どうして街が燃えてるの?
私の好きなこの街が 笑顔の人の住む街が

一夜明けて考えた 朝の光を浴びながら
自由と平和を守るため 暴力振るうはいいことか?

焼けた街を見つめながら いくら考えても答えは出ない 
答えはそこにはなかったんだ 答えはどこにもなかったんだ

M3「リカに捧げるラップ」

作詞:中川陽介 作編曲:沢田穣治 歌:比屋根瑠唯・屋良美孝

  いつものこの街に 突然現れたノアノア
  浮かぶ方舟  みんなを乗せてプカプカ

  行き場のない僕らに 安らぎを感謝 
  リカさん博さん  まじで僕らの勇者
  
  今は恩返しの力もない 僕たち
  だけど伝えなきゃ 尊敬の気持ち

  泣かないで リカさん
  僕らみんなの お姉さん
  
  毎日の食料 心の栄養 
  美味しいスープと笑顔 どうもありがとう  

M4島の営み

作詞:中川陽介 作編曲:沢田穣治
歌:上門みき・畠山尚子・新垣美竹

春にたゆたう海 太陽に焼かれ
湧き出た雲 天まで育つ

夏に空覆う雲 風に冷やされ
大粒の雨 大地に降り注ぐ
 
秋に草木は目覚め 精一杯腕を伸ばし 
    私は子供を産んで 大きく育てる
    
冬に死んだ私は 朽ちて大地に戻り
記憶の中の私を思い あなた歌をくちずさむ

M5「青鳩の島」

作詞:中川陽介 作編曲:沢田穣治 歌:jimama

ぼうや元気にしてますか 今日は休みの前なので
あなたの好きなお豆腐を 市場でたくさん買いました
今夜はおとうもおすそわけ お酒も少しささげます

あなたがいくさに連れてかれ  十度目の春を数えます
きっと帰ってくるはずと  あなたのお部屋はそのままに
私が信じてあげないで   誰が信じてくれましょう

親が子を呼ぶ鳴き声が   裏の林で聞こえます
松の梢の鳩さえも     我が子を探して泣いています
私が泣かずにおけましょか 私が泣かずにおけましょか

主演プロフィール

上門(うえじょう)みき(金城ななえ役)

プロフィール
沖縄県出身。フリーランス。
俳優業のかたわら、ウクレレの弾き語りライブを行うなど、多岐にわたるパフォーマンスを行う。特技は旗回し。

主な作品
中川陽介監督作品では、「のぶゆきと母ちゃん」、「笑顔の理由」、「やくそく」に出演。
舞台「9人の迷える沖縄人」(2020年-2023年)、岡崎藝術座「イミグレ怪談」(2022年-2023年)、「喜劇 人類館」(2021年)等。

畠山尚子(たかこ)(嘉数(かかず)リカ役)

プロフィール
沖縄在住、役者・舞台制作・演技講師

1997年 沖縄アクターズスクール オーディションで特別賞、1998年 ライジング沖縄にて本格的に歌・ダンスを学び活動の場を広げる。
その後、 「オリジン・コーポレーション」所属 お笑い部門同から、真栄平 仁スカウトで劇団O.Z.Eに脚本・演出家頭 として参加。
2018年 劇団O.Z.E 退団後、現在はフリーで演技講師や県内外で女優として活動する傍ら、INHERIT Projectの演技講師、23年8月よりStarPlayLabo演劇スクール開校校長を務める。

主な作品
映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」
「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」
「小さな恋のうた」ほか、TVドラマ、CMなどで活躍中。

新垣美竹(あらかき みさお)(宮城真澄(みやぎますみ)役)

プロフィール
ミュージシャン(ドラマー)

11才からドラムを習い始める。ライブレストランGala専属ドラマーとして、固定ファンをもつ。
映画出演、演技も初挑戦。優しい心で観てください。
好きな食べ物:冷やしそうめん、お肉、お寿司
趣味なんです:深夜の100均へ行くこと。

jimama(じまま)(上原由起子役)

プロフィール
シンガーソングライター

jimamaとは我が儘・自由奔放という意味。
2004年デビュー以来、沖縄で13作品連続チャート1位を記録。代表曲「でいご」は沖縄で浸透し、「大丈夫」は某企業CMソングとして人気TV番組でも紹介され全国ヒット。他数々の楽曲が映画やテレビ特番のテーマソングとして起用される。
映画監督の宮平貴子は実妹。

代表作
「大丈夫」「でいご」「想い〜ウムイ〜」「大好きな人」ほか

監督プロフィール

プロフィール

映画監督

 武蔵大学経済学部を卒業後、1984年出版社入社。若者向けの雑誌編集部でデスク、FM番組やビデオ監督、プロデュース。
 95年退社後、97年『青い魚』で映画監督デビュー。98年ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待作品選出のほか、数々の映画祭に招待、上映された。続く『Departure』では、サンダンス・NHK国際映像作家賞優秀賞、ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待。
05年『真昼ノ星空』(主演:鈴木京香)がベルリン国際映画祭のヤングフォーラム部門に正式出品。
 09年『群青 愛が沈んだ海の色』(主演:長澤まさみ)後、沖縄・糸満市に移住し、農家になる。
 18年に小説『唐船ドーイ』で新沖縄文学賞受賞。19年に10年ぶりにメガフォンをとり、短編映画『コザンチュ探偵新垣ジョージ』を総監督・脚本。
 以後、コンスタントに短編映画を制作し、23年、14ぶりとなる長編映画『コザママ♪うたって!コザのママさん!!』で劇場に復帰した。
 デビュー以来全ての作品を沖縄で撮影。また、音楽監督・沢田穣治は、3作目『FIRE!』(02年)以来全ての作品の音楽を
手がけている。

主な作品

FIRE!

2002年公開3作目。主演:柴理恵、近藤将人、平敷慶吾。音楽監督として沢田穣治とタッグを組んだ初作品。R&Bを前面に押し出した音楽映画。コザで音楽を志す沖縄の若者がR&Bを演奏することになり、不世出の歌姫と出会う。

真昼ノ星空

04年公開4作目。主演:鈴木京香、ワン・リーホン、香椎由宇。ベルリン国際映画祭のヤングフォーラム部門正式出品作品。沖縄に潜伏中の台湾の殺し屋が、コインランドリーで会う寂しげな日本人女性に魅かれる。

やくそく

21年公開の短編作品。主演:花城奈央、海星、北川彩子。中川の地元・糸満市で撮影。糸満公設市場で戦後から現在まで、野菜を売り続ける主人公。時代とともに変化する市場をよそに、昔ながらのスタイルを頑なに守るのは悲しい理由があった。

沢田穣治プロフィール

プロフィール

作編曲家、プロデューサー、音楽家

 ブラジル音楽の室内楽トリオである「ショーロクラブ( Choro Club)」のメンバー。映画・アニメ・演劇などの音楽監督から、多くのミュージシャンのプロデュースなど、音楽活動は多岐に及ぶ。
 演奏楽器はコントラバス、フレットレスベース、ギター、ピアノ、音楽ジャンルもブラジル音楽、現代音楽、R&B、歌謡曲、ジャズ、エクスペリメンタルなど幅広くボーダレスな音楽活動で知られている。
 2020年より新レーベル「Unknown Silence」を立ち上げ、活動中。

主な仕事

 ショーロクラブ全アルバム、ソロアルバム多数、音楽プロデューサー、アレンジャーとして、
おおたか静流、EPO、川本真琴、畠山美由紀、Vinicius Cantuaria、Joyce Moreno、太田裕美、忌野清志郎、jimama、松下奈緒など。

『FIRE!』以降の中川陽介全映画作品、アニメ『ARIA』シリーズ・「ヨコハマ買い出し紀行」、映画「いちばんきれいな水」 「油断大敵」、TV
ドラマ「本日も晴れ。異状なし」「忠臣蔵1/47」「彼女が死んじゃった」ほか。

キャスト・スタッフ

キャスト

ジョニー宜野湾(儀間理事長役) ミュージシャン・タレント

自称「県産品歌手」。ヒット曲『うりひゃあでいじなとん』『一本道』ほか。TV「アゲアゲめし」出演、TVCM多数。

Kジャージ(金城淳役) タレント・お笑いタレント・DJ・司会者・MC・リポーター

(オリジン・コーポレーション)
沖縄出身。地元・具志川なまりトークが人気。『ひーぷー・Kジャージのだーるばー』など

田島龍(嘉数博役) 俳優

那覇市出身。映画「やくそく」、NHKドラマ「私の同期はAIロボット」他、CMにも多数出演。映画「コザママ」ではリカの夫、嘉数博を演じる。

ジョーイ大鵞(宮城信幸役) 俳優(劇団ビーチロック)

大阪出身・イタリア系アメリカ人と沖縄と鹿児島のクウォーター。演劇、映画、一人芝居など幅広くこなす。中川監督の信頼も厚い。

仲座健太(カーズー役) お笑い芸人(FEC)

沖縄県出身。金城 博之 とのコンビ『ハンサム』で活躍。TV、ラジオ、CM多数。『琉神マブヤー』『ハルサーエイカー』、映画『やぎの冒険』など。

芳野友美(村井ヒロコ役)俳優(ハーモニー)

福岡県出身。『JUNON』「S・Sガールズコンテスト」審査員特別賞。『花子とアン』『VIVANT』『八重の桜』など。

ゆっきー(キャン×キャン)(久保田利伸役) 漫才師(ライジングプロダクション)

沖縄県出身。オリジン出身で上京と同時にライジングに移籍。お笑い番組に多数出演。映画『風が通り抜ける道 』に出演。

山内千草(上原凉子役) 役者・タレント・ちょっぴり個人投資家

沖縄県出身。利賀演劇人コンクール2018 で優秀演出家賞。『尚円王』『シェル・コレクター』に出演。首里石鹸CM出演中。

玉城満(審査委員長・宮城守役) タレント・劇団「笑築過激団」座長

りんけんバンドボーカル、笑築過激団座長、県議会議員など活動は幅広い。00年『Departure』出演以来、中川組の常連となっている。

スタッフ

上里忠司・プロデューサー

ターシーロケーションオフィス代表。ロケコーディネートを本業とし、映画などの制作業務も行う。中川監督とは最初期の映画「青い魚」から。以後中川作品に携わることが多くなった。

山田優樹・脚本

脚本家。沖縄県出身。『琉神マブヤー』『闘牛戦士ワイドー』『ハルサーエイカー』『オキナワノコワイハナシ』、映画『ヤギの冒険』など。

砂川幸太・撮影・照明・編集

中川作品『のぶゆきと母ちゃん』『笑顔の理由』『やくそく』で撮影・照明・編集。

森脇将太 ・音楽プロデューサー

Sound Engineer
沖縄県内外、海外にて数々のライブサウンド、レコーディング、イベント制作、映像制作に携わる。現在も沖縄と世界のコネクションを作るべく勢力的に活動中。

岡本立洋・整音

中川作品に第一作から関わる関わる。録音・整音スタッフとして活躍。『静かなるドン』『ヴィレッジ』『生きててごめんなさい』『生きててよかった』『オケ老人』ほか

神谷邦昭・助監督

映画製作会社で勤務しながら映画やローカル番組の撮影に関わる。第5回新人監督映画祭 短編部門準グランプリ カナザワ映画祭 期待の新人監督部門入選。

エンドロール

金城ななえ 上門みき
嘉数リカ 畠山尚子
宮城真澄 新垣美竹
上原由起子 jimama

金城淳 Kジャージ
宮城信幸 ジョーイ大鵞
嘉数博 田島龍

久保田利伸 ゆっきー(キャン×キャン)

金城八重子 津嘉山美友
上間夏美 比嘉采杏
嘉数タダシ 柳田龍之心
由起子(幼少期) 森 華音
ななえ(幼少期) 謝花柚月

ななえの父 嘉手納良智
ななえの母 大嶺佳奈

ラッパー 比屋根瑠唯・屋良美孝

仲田翔 謝花喜司(さんさんず)
前田健太 石川賢二(さんさんず)
前田健二 喜瀬剛(さんさんず)

コンテスト司会者 いのうえまき
FM局アナウンサー 稲嶺香織
FM局ディレクター 谷島隼斗
嘉手苅おばあ 饒波まさつね
嘉手苅おじい 桑江良美
プーラ君
コンテスト出場者 神響夫妻
コンテストの観客 平良よぞら

(銀天街コンテスト参加者)
RYOKU・Sattinrockstar

(ノアノアの子供達)
譜久里優音 伊禮妃洋奈
頂智由里 謝花柚月

卒業式の母親・ホステス 仲泊かほ
卒業式の母親・ホステス 島袋いと

飲み屋の客 ナオキ屋

(浅草ステージ)
司会者 大城作(FMたまん)
エレキギター 鳩間俊介
ウッドベース ドン久保田
ドラムス 川原大輔
キーボード 上原拓也

上原凉子 山内千草
(ラップシーンダンサー)
普久原花菜 比嘉瑛永
米須結希 新崎盛柊
玉城彩花 比嘉愛萌
兼城琉瑠奈 久田佳愛

(コンテストの観客)
仲泊 伽帆 島袋伊都
花城克信 伊波アリス
大城利世 桃原花帆
比嘉奏太 上江洲萌愛
平良瑠梨 島袋真理子
池宮城純

(居酒屋の客)
宮城昭宏 高江洲義好
遠藤奈央美 玉寄美奈子
高江洲たかね 大城幸司
城間さゆり
 
村井ヒロコ 芳野友美        
カーズー 仲座健太
           
審査委員長・宮城守
玉城満(友情出演)

儀間理事長 ジョニー宜野湾

ゼネラルプロデューサー 森寛和
(コザ十字路通り会)
プロデューサー 上里忠司
音楽プロデューサー 森脇将太

脚本 中川陽介・山田優樹
音楽 沢田穣治
助監督・配給担当 神谷邦昭

撮影・照明・編集 砂川幸太 
B CAM 安慶名光哉・並里美咲
・國場莉夢
撮影助手 田口直也・根間琳望
録音 横澤匡弘
録音助手 安里涼・喜友名光
整音 岡本立洋
スタジオエンジニア 越智美香 

ヘアメイク 小渡あかり
酒屋仁
ヘアメイクアシスタント 比屋根香怜
スタイリスト  金城勝子
スタイリストアシスタント 又吉沙希

スクリプター  浅浦尚子
制作主任  藤澤亮・山口諒
制作助手 赤嶺幸則・谷島隼斗
スチール 平野学
振り付け ワッツアップアケミ
アクション指導  ジョーイ大鵞

ステージ設営・  石原イカリ
音響応援・看板制作

演奏指導  松元靖

原案協力  ST-LOW

グラフィックデザイン・ 沖田民行
宣伝担当プロデューサー・
Webサイト       NEWKNOWN

作編曲・コントラバス・ 沢田穣治
エレクトリックベース・
ピアノ
ピアノ・キーボード  望月慎一郎
ギター  馬場孝喜
ドラムス  沼直也
ヴァイオリン・ヴィオラ 向島ゆり子
チェロ  橋本歩
録音・ミックス  鎌田岳彦

劇中挿入歌

『Funny』
 作詞/CHAKA 作曲/沢田穣治
『Set My Soul On Fire』
 作詞/CHAKA 作曲/沢田穣治
( From FIRE! オリジナルサウンドトラック) 

Special thanks to

事業主体  コザ十字路通り会
協力  サウスエンドピクチャーズ
協力  Office IKARI
沖縄市

協力

株式会社 エコーズ・イプシロンミュージックWaltz hair design Style born
株式会社ジ・アースプロダクション
Shot Bar ISLAY・民謡スナック 志情
有限会社 Blue Ribbon 沖縄・照屋公民館
具志堅美代子・民宿レキオ・仲田健
ファッションミヤサト・有限会社 松屋
株式会社 DELL Co.,Ltd.・花の店 サフラン
デイゴホテル・EXPG STUDIO OKINAWA・(有)しまヤ酒店

(ケータリング協力)

大城鶏飯・おやじキッチン
多国籍食堂 キッチン林錨・みやざと弁当
お弁当の政宗・そうざいの店 三幸
とおるくん弁当・弁当屋じゃがいもSOUND

STUDIO FILL IN
合同会社 ドットフィクション
Mouri Art Works Studio
Studio G・foxy room
沖縄市の皆様 銀天街の皆様

クラファンパートナー

あ・ササキマサキ・熊屋 Bears_art
上門みきさん、jimamaさん初め映画の成功を願っています。頑張って下さい!
名嘉山リサ・松下聖人

林 恵吾・井上いつこ・廣瀬重之・吉田剛之
河鰭良成・Gala MIKA・Chan Oka・山村一夏
西平 秀樹・石川淳・NEWKNOWN

チバリヨー! すばらしいプロジェクトですね
金城憲市・廣瀬重之・奥野聡一郎・LKメトロ
yas☆彡 ・e.98☆彡

まぁきぃ・いはとおる
おちゃまる・尚絵
新垣惠一・カージー

ナオキ屋・オリトマ
宮平貴子・Yj.M・大田康一

宮城昭宏

宣伝協力

沖縄県中小企業家同友会
嘉数智恵 小井土恵美

宮城枇呂

浦添市女性団体連絡協議会
沖縄市女性団体連絡協議会

監督  中川陽介


【作中の歌】

02 100回目のキス (vo.jimama)
05 燃える街 (vo.ジョニー宜野湾)
06 燃える街 (vo.jimama)
07 100回目のキス (vo.jimama)
08 リカに捧げるラップ (rap.比屋根 瑠唯・屋良 美孝)
10 青鳩の島 (vo.jimama)
13. 島の営み (vo.上門 みき・新垣 美竹・畠山 尚子)

(※番号はサウンドトラックの曲順に対応)

【サントラクレジット】

「コザママ♫ 歌って! コザのママさん!!」 中川陽介監督作品

音楽 沢田穣治

01 ミーニシの吹く朝
02 100回目のキス (銀天ガールズver.)
03 マヤーソング
04 島の営み (ピアノソロ)
05 燃える街(ジョニー宜野湾ver.)
06 燃える街  (コザママ)
07 100回目のキス ( コザママ)
08 リカに捧げるラップ
09. 燃える街 (ピアノソロ)
10 青鳩の島
11. 島の営み
12. 燃える街 (オケver.)

ボーナストラック
13. 島の営み (ウクレレver.)
14. 母さんの子守唄

Produced by Jyoji Sawada  沢田穣治 (Unknown Silence)

Co-Produced by
Yosuke Nakagawa 中川陽介Shouta Moriwaki 森脇将太
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Jyoji Sawada 沢田穣治  : ContraBass M-1.3.8.10.11.12 / ElectricBass M-2.6.7.8  / Piano M-4.8.9
Shin-ichiro Mochizuki 望月慎一郎 : Piano, M-1 .10.12. /. Keyb. M-2.6.7.
Takayoshi Baba 馬場孝喜 : guitar M-8.10.11.12
Naoya Numa  沼直也 Drums M-1.2.6.7.8.11.12
Yuriko Mukoujima  向島ゆり子: Violin Viola. M-8.10.11.12
Ayumi Hashimoto   橋本歩 : Cello M-8.10.11.12

Yoichi Okabe 岡部洋一 : Perc.  M-3
Hiroki Kashiwagi 柏木広樹  : Cello  M-3
Shigeharu Sasago 笹子重治 : guitar  M-3

jimama : Vo. M-2.6.7.10.12
Johnny Ginowan ジョニー宜野湾 : Vo Guitar M-5

比屋根 瑠唯  Rui Hiyane : RAP M-08
屋良 美孝   Mitaka Yara : RAP M-0

Miki Uejo 上門みき Vo Ukulele M-13
Misao Arakaki 新垣美竹 Vo M-13
Takako Hatakeyama 畠山尚子 Vo M-13

Jyoji Sawada 沢田穣治 programing M-14

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Composition :
All music written by Jyoji Sawada

Lyrics :
M-2.5.6.7.8.10.12.13 by Yosuke Nakagawa
M-2.5.6.7.12 by jimama

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Recorded at MOURI ART WOIRKS STUDIO (M-1~12)
Mixing / Mastering at foxyroom
Recording ,Mixing & Mastering Engineer : Takehiko Kamada  鎌田岳彦
Assistant Engineer : Satoru Ikeda.  池田覚 

Recorded at STUDIO G  ( vocal recording M-2.5.6.7.10.12.)
Engineer:Moriyuki Minami 南 盛之

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録音部
横澤匡広 Masahiro Yokozawa : M 13(13. 島の営み (ウクレレver.))M-08 ( RAP )

録音部 アシスタント
安里涼 asato suzu : M 13(13. 島の営み (ウクレレver.))M-08 ( RAP )
喜友名光 kiyuna kou : M 13(13. 島の営み (ウクレレver.))M-08 ( RAP )

現場写真 
平野学 manabu hirano
映画シーン写真
砂川幸太 kouta sunagawa

Special thanks
沖田民行 tamiyuki okita
神谷邦昭 kuniaki kamiya